シニア世代男女1200名を調査したアンケートから、シニアの真実が見えてくる!
日本経済の動向に大きな影響を与えるシニアのお金事情について、
シニアマーケティング担当の2人が立ち話を始めたみたいです。
新人
入社1年目の23歳。世の中を映し出すマーケティングの面白さに気づき、ただ今勉強中。お調子者だが家族思い。
先輩
入社18年目のベテラン社員。データから物事を冷静に分析するマーケティングのエキスパートで、新人のよき相談相手。
電子マネー派も台頭!多様化する支払方法
先輩、聞いてくださいよ!
うちの母が最近携帯電話をスマホに変えたらしいんですが、
「使い方がわからない」って何度も連絡が来て…
シニアが新しいことに挑戦するのはいいことじゃないか?
まあそうなんですけれど、
「スマホ決済」ができるようになりたいと言っていて、大丈夫なのかな、って心配になりますよ。
シニアはやっぱり現金払いが基本なんじゃないかと…。
う~ん、そうとも言えないな。
シニアアンケートで「あなたが買い物全般で最もよく使う支払方法を教えてください」という質問に、「現金」と答えたのが41.6%だったのに対して、「クレジットカード」と答えた人は44.8%もいたんだ。
えっ?現金よりクレジットカードの方が多いんですか?
うん。
さらに13.1%の人が日常的に最も使う支払手段に「電子マネー」を挙げている。
へぇ~、それは意外だったな~。
シニアもクレジットカードや電子マネーを使いこなしているんですね。
それなら母にもできるかもしれない!
ポイントが付いたり、優待サービスがあったりと、現金を使うよりお得感があると広く認知されてきているのかもしれない。
スマホ決済サービスについても、各社がいろいろとキャンペーンをしているからその効果もあるだろう。
コロナ禍で「現金に触れる」ことに抵抗を感じる人が増えたのも、こういったサービスの利用を後押ししただろうね。
たしかに現金よりスマホ決算のほう楽だなって思う場面も増えましたね。
スーパーのセルフレジで小銭をいちいち入れるのも面倒だし…。
ちなみにクレジットカードをよく使う人は、同窓会への出席率も高いというデータもあるんだ。
えっ?それってどういうことですか?
詳しくはさらなる調査が必要だが、クレジットカードを使う人は、フットワークが軽く、社交性も高いということが考えられるかもしれないな。
なるほど~、データを取ると面白いことが見えてくるんですね!
「シニア=現金払い」という考えは、もはや過去のものと言えるのかもしれません。
データを取ることで意外な事実が分かり、新人君もその奥深さに興味津々のようです。
次回は、「コロナ禍でのシニアのお金事情」について探っていきます。お楽しみに。
〜調査概要〜 | |
■調査名 | シニア1200人アンケート調査 |
■調査方法 | WEBアンケート |
■調査期間 | 2020年9月18日 |
■調査対象 | 全国に居住する50歳から79歳までの男女計1200名 |
■調査主体 | 株式会社三栄広告社(東京都千代田区) |